実家にはひかり電話を引いています。といってもほとんど使われてなくて、番号を維持するために残しているようなもの。
電話機には、シャープのUX-F50CLという、コードレス子機付きFAX電話を使っています。

この電話機ですが、5年以上前から調子が悪く、「こちらの声が相手に聞こえない」「通話中に電話が切れる」「受話器を取っても着信を受けられない」といった症状が多発。ただでさえ誰も取りたがらない固定電話なのに、ますます家族が電話を取りたがららず、忌避される悲しい存在に・・・。
せっかくひかり電話を引いているのだから買い替えてはどうかと思うところですが、今更固定電話にお金を掛けたくないというのが本音のよう。しかし、せっかくFAXを置いているのだから、FAX機能は残しておきたいとのこと。
個人的には、ヤフオクやらメルカリやらで中古のFAX機を落札するのが一番のように思いますが・・・にわかにやる気が出たので、ゼロ円で修理できないかトライしてみます。
ついでに、詐欺電話対策も行い、より安全に電話を使える環境を目指します。
子機の処分と後悔
本題に入る前に・・・。この電話機には子機が付いていました。修理に着手した時点で、安定動作せず。液晶もバックライトが付くのみで、表示が出ず、通話もできませんでした。
液晶が点灯するようにできないか、分解を試みましたが、結局こちらは分解整備に失敗し、一式を処分してしまったんですね。
しかしよく考えると、液晶が点灯しなくても発着信だけはできるので、通話ができるように電池交換などから試していけばよかったなあと後悔。
そんなわけで、今あるのは親機のみです。
フックスイッチ、受話器コネクタの研磨
電話機は、基本的に普通のドライバーでは分解できないように作られています。ですが大変運がいいことに、左側の受話器置台だけはネジ1本で分解可能。
受話器を上げるとフックスイッチが導通する仕組みですが、導通状態の抵抗値がコロコロ変わって測定不能。「通話中に電話が切れたり、受話器を取っても着信を受けられない」という症状はこれが原因でした。
模型用の油目やすりで、フックスイッチの節点部分を研磨したところ、修理直後の時点で導通抵抗が0.6Ωにまで改善。1週間以上経過しますが、安定して通話できています。
受話器コネクタは、RJ-9というモジュラーコネクタでできています。この接点部分はマイナスドライバーで何度かなぞって表面の汚れや酸化物を落としました。
今回はゼロ円での修理が目的なので、ケミカル類を用意せずにこういうことをしていますが・・・本来は無水アルコールなどで優しく清掃するのが良いと思います。
捨てるつもりでの延命なので、荒っぽいやり方ですがお許しを。
通話が切れることもなく、お互いの声も非常にスムーズにやり取りできています。数回ほど固定電話から発着信しましたが、問題なしです。
非通知電話を着信拒否する
通話が安定してできるようになって、めでたし・・・といきたいところですが、全く別の問題に直面します。詐欺電話対策です。固定電話は詐欺に狙われやすいようで、不審な着信履歴が確かに確認できます。
詐欺に合わないためには、不審な着信に出ないということがまず重要です。家族には、極力こうした電話には出てほしくありません。
そんな不審な着信の一つが、非通知での着信です。
非通知電話の着信拒否の方法には、「NTT側での着信拒否サービスを使う」「電話機側の着信拒否機能を使う」の2択があります。
前者は、申し込みと月額利用料が本来必要です。高齢の家族がいるので、無償化の対象に入っているとは思うのですが、うちはあいにくコラボ光を使っているため、この辺りの手続きが煩雑になってしまいます。
後者の方法は、電話機の設定で簡単にできるので、とりあえずこちらの方法を試しました。非通知で着信があっても着信音が鳴らず、番号を通知して再発信を促す旨のメッセージが相手に流れます。ただし、着信履歴自体は残ります。
国際電話を着信拒否する
最近増えているのが、国際電話からの詐欺電話です。海外の詐欺拠点で、日本人が「掛け子」として働いているという報道も見聞きしたことがあり、警戒しています。
うちに、海外に電話をするような友人や親戚はいませんから、国際電話はすべて着信拒否しても問題ない環境です。
国際電話不取扱受付センターというところで、国際電話の着信を一括して拒否でき、なおかつ費用も掛からないようなので、家族の了承を得て、利用することにしました。
Webサイトで案内されている番号にダイヤルして、Web申し込み用のパスワードを取得し、フォーム入力に進みました。2025/12/31にダイヤルしましたが、特に待たされることもなくパスワードを入手できました。
手続きにはしばらくかかるようですが、着信頻度自体は少ないので、これを最後に国際電話はかかってこなくなるだろうと予想しています。
電話機の清掃
受話器置台を中心に、黄色くべったりした汚れが付着していました。アルコール洗浄剤などでは取れない汚れです。
水にぬらしたキッチンペーパーにアルカリ性の洗剤を一滴垂らして拭いてみると、結構しっかりとれます。受話器も快適に使えるようにしっかりお掃除しました。
洗剤が多すぎるとシミになったり樹脂を侵すので、目立たないところで微量から試してください。私は失敗しました笑。
アルコールや中性洗剤で取れるならその方が表面が荒れにくくおススメ。
おわりに
安全・快適に固定電話を使える環境が整いました。
せっかく月額料金を払っているのですから、これを機に、固定電話を使う機会を増やしたいところですが・・・。
私自身は長距離通勤をしているため、一番電話を使いたい平日の日中というタイミングに、自宅から電話を掛けたり受けたりできないんですよねぇ。電話する頻度自体も少ないし。
しかも、かかってくる電話の少なくない割合が、営業やテレアポなので、家族にも電話に出て欲しいとはいえないです。
難儀なものだねぇ。